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しみの種類

しみと言われるものは、主に老人性色素斑・炎症後色素沈着・肝斑の
3つのいずれかです。

老人性色素斑とは、(老人性とはいやな感じのネーミングですが・・・)
その名の通り、皮膚の老化により円形のしみが日に当たる部位
(頬・こめかみなど)に次第に濃くなっていくタイプです。

よくお年寄りの頬などにに1円玉大のしみがありますよね。
大きさは小さいものから500円玉大の大きいものまでさまざまです。

炎症後色素沈着とは例えばニキビの跡。

あとはやけどや虫刺されの跡がしみになって残ってしまうことがありますよね。
とにかく、炎症が起きた箇所に続くしみを総称していいます。

あとは肝斑といわれるタイプのしみで目の周りを避けるように、
左右対称にぼんやりとしみができます。

肝臓の色(レバーの色)に似ているからこのような名前がついたと言われており
肝臓が悪いとできやすいしみだというわけでもなく、くわしい原因はわかっていません。
ホルモンバランスの異常が原因とも考えられています。
更年期の女性やピルの内服をしている女性などに多く見られるためです。
もちろん紫外線で悪化します。ひどくなると額や鼻の下まで広がってしまうこともあります。

治療で取れやすいのは老人性色素斑の、特に色の濃いものが最も簡単に取れます。
メラニン色素を多く含んでいるためレーザー治療での治療に適しているからです。
肝斑はレーザー治療に不向きだとよく言われますが、しみの状態によっては
レーザーで取ることも可能です。
しみの種類よりも、個々のしみの状態
(濃さ・まわりがはっきりしているかぼんやりしているか・メラニン沈着の深さ)により、
「取れやすいしみ」と「取れにくいしみ」があるのです。




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